リハビリテーション科紹介
当院のリハビリテーション科は、昭和57年にリハビリテーションの専門病棟48床を開き、主として脳卒中後遺症の患者様のリハビリテーションを行ってまいりました。
現在は、回復期病棟としてチーム医療で支援をしております。脳卒中の後遺症として、高次脳機能障害の症状を呈する方は多く、東京都より区西南部高次脳機能障害者支援普及事業を委託され、
世田谷区・目黒区・渋谷区において様々な活動も行っております(🔗高次脳支援センター)。
回復期病棟以外の急性期病棟でも急性期の脳血管疾患・整形疾患・心疾患・呼吸器疾患などを対象に、医師・看護師をはじめ、多職種で連携し、積極的なリハビリテーション介入を行っています。
整形外科疾患において、人工股関節の手術では全国でも有数の手術件数を誇っており、術後のリハビリテーションとしてQOLの改善を見据えて機能的・動作的な回復の支援を行っております。
リハビリテーションの実際
当院のリハビリテーション科は、患者様を疾患や入院病棟種類に分けて3つのチームで治療を行っています。各チームにそれぞれPT・OT・STが必要に応じて配置され、積極的な治療を行っています。
また、PT・OT・STが同じリハビリテーション室で治療を行うことで、日常的に職種間の連携を図り、患者様とともに、同じゴールを見据えながら退院への支援をしてまいります。
- 回復期病棟を主体とする「回復期チーム」
- 整形外科病棟を主体とする整形外科疾患全体を担当する「整形チーム」
- 急性期一般で、回復期、整形外科以外の疾患を担当する「急性期チーム」
1.回復期チーム(🔗回復期リハビリテーション病棟)
病気や怪我により生じた身体の障害や運動能力の低下の改善を目標に、日曜祝日も含め365日、集中的なリハビリテーションを行います。「動作ができる」だけではなく、効率の良い動作を習得していただき、
基本動作能力や日常生活動作などの基本的な質の改善を図り、安全かつ安心して自宅復帰や職場復帰できるよう、医師・看護師など、多職種のチームで支援していきます。
また、栄養士とも連携し、適切な栄養管理のもと、リハビリテーションを行っております。
主な対象疾患
脳血管疾患 高次脳機能障害 神経疾患 整形外科疾患など
【PT:理学療法】
身体の障害に対して、日常生活に必要な起き上がり・立ち上がり・歩行など、主に移動能力の改善のための練習を行います。
必要な方には階段や交通機関などを利用しての外出の練習も行います。

【OT:作業療法】
病棟を生活の場と考え、日常生活動作や家事、作業活動などの練習を通じて、応用作業や社会適応能力の回復や改善を図ります。
また自動車運転再開を目指す方には医師の指示のもと自動車運転評価も実施しています。必要に応じて近隣の教習所での実車評価も行っています。
高次脳支援センターの活動も活かし、高次脳機能障害の訓練や支援にも力を入れています。

【ST:言語聴覚療法】
私たちが日々豊かに生活する上で大切な「話すこと」「食べること」に対して支援します。
失語症や構音障害、高次脳機能障害のリハビリテーション、飲み込みの訓練を行います。

2.整形チーム
日本有数の手術件数を誇る股関節疾患患者(🔗股関節センター)を中心に上肢・下肢・体幹の整形外科疾患に対して医師・看護師など多職種で連携して
術後・入院当日および翌日からリハビリテーションを積極的に実施しています。
近年では加速度センサーを用いた歩行分析(WM gaitchecker)などの客観的な機器を使用し評価・治療や研究活動も実施しています。
主な対象疾患
変形性関節症(人工関節置換術を含む) 大腿骨近位部骨折 スポーツ障害 上肢外傷 肩関節障害(乳がん術後を含む) その他整形外科疾患など

3.急性期チーム
脳血管疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、運動器疾患など様々な疾患の患者様に対して、医師の指示のもと、早期からリハビリテーションを介入しています。
医師・看護師など多職種と連携し、身体機能の回復と日常生活能力の改善、早期の退院や社会復帰を支援します。
また、循環器疾患の患者様については、急性期での運動療法や生活指導に加え、退院後も外来心臓リハビリテーションで一定期間、継続的にフォローしています。
主な対象疾患
脳外科術後 神経内科疾患 外科術後 呼吸器疾患 循環器疾患 廃用性症候群 など

4.セラピスト取得資格
専門職協会認定
他団体認定