肩・膝・スポーツ外来(予約制)当外来について

外来診療担当医表


時間帯
午前
受付時間:08:30〜11:30
診療開始:09:00〜
診療なし 診療なし 診療なし 診療なし 診療なし 診療なし
午後
受付時間:12:30〜15:30
診療開始:13:00〜
望月 智之肩・膝・スポーツ専門
長谷川 元信整形外来で要予約
診療なし
望月 智之肩・膝・スポーツ専門
診療なし 診療なし 診療なし

休診・代診のお知らせ

日時
2018/06/04 (月曜日)
時間帯
終日
外来
肩・膝スポーツ専門外来
医師
望月
休診・代診
代診なし
日時
2018/08/20 (月曜日)
時間帯
終日
外来
肩・膝スポーツ専門外来
医師
望月
休診・代診
代診なし
日時
2018/08/22 (水曜日)
時間帯
終日
外来
肩・膝スポーツ専門外来
医師
望月
休診・代診
代診なし

肩・膝・スポーツ専門外来開設について

東京医科歯科大学整形外科より玉川病院に赴任しました望月と申します。4月より整形外科で「肩・膝・スポーツ専門外来」を開設し診察と治療を行っております。
中高齢の患者様の肩痛と膝痛、そしてアスリートの皆様方の関節傷害に対しまして診断と治療を行っております。
肩関節傷害の代表的なものとして、中高齢者では「肩関節周囲炎(五十肩)」と「腱板断裂」があります。夜間痛や運動時痛があるなど症状は似ていますが、初期の治療方法は異なるため注意が必要です。「腱板断裂」で断裂範囲の大きな患者様には手術を提案します。いずれにせよ肩関節の正常な動きを取り戻すためには、適切なリハビリテーションが必要となります。アスリートでは「投球障害肩」と「反復性肩関節脱臼」などが代表的な肩関節傷害となります。「投球障害肩」の大半はリハビリと投球指導によって治療をおこないますが、ラグビーなどのコンタクトスポーツにおいてみられる「反復性肩関節脱臼は」基本的に手術による治療が必要となります。
膝関節傷害の代表的なものとして、中高齢者では「変形性膝関節症」アスリートでは「前十字靭帯損傷」や「半月板損傷」などがあります。「変形性膝関節症」では注射などによる治療によって痛みが改善しないときは人工関節置換術などの手術療法を提案します、「前十字靭帯損傷」を放置すると、膝の不安定性によって「半月板損傷」が悪化することがありますので、手術治療が望ましいと考えています。
手術方法ですが、「腱板断裂」「反復性肩関節脱臼」「前十字靭帯損傷」「半月板損傷」はカメラを用いた関節鏡手術を行っております。関節鏡手術は小さな皮膚切開によって行いますので、機能回復が早いという利点があります。手術後はリハビリテーションによる機能回復が必ず必要となります。
私は東京医科歯科大学・関節機能再建学講座の准教授として6年間、診療と治療に携わってまいりました。またラグビーのトップチームを10年以上サポートし選手の治療をおこなっています。これら経験をいかして、玉川病院を受診される患者様の診療と治療を行い、地域医療に貢献したいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

中高齢者にみられる代表的な肩関節疾患

肩腱板断裂

70歳以上の方の半数以上にみられると報告されていることから、決してめずらしい疾患ではありません。
症状がなく経過するものもあれば、運動時の強い痛みや肩を挙げることが出来ないといった症状が出る場合もあります。
小さな断裂であれば注射を用いた保存療法で痛みを軽減することが可能です。
断裂が大きくなってくると、「肩を挙げることが出来ない」「重いものを持ち上げることが出来ない」といった症状が強くなります。
そのような患者様には関節鏡(内視鏡)を用いた腱板修復術という手術を提案しています。

スポーツ選手にみられる代表的な肩関節傷害

反復性肩関節脱臼

肩関節に大きな外力が加わると、肩が抜ける(脱臼)することがあります。
ラグビーや柔道など、相手と強い力で接触するコリジョンスポーツに多く発生します。
コリジョンスポーツ選手では繰り返し脱臼する(反復性脱臼)ことが多く、脱臼時の痛みや脱臼に対する不安感によってスポーツ能力を十分に発揮することが出来なくなります。
そのため当院では手術による治療を積極的にすすめています。
手術方法として、外力によってはがれた肩関節のふくろを修復して脱臼をふせぐバンカート法を基本とし、コリジョンスポーツに対しては、肩の骨の一部を筋肉と一緒に移植する烏口突起移行法(ラタルジェイ法、ブリストウ変法)を追加しています。コリジョンスポーツであっても烏口突起移行法を追加すれば、再脱臼率を1%以下にすることが出来ます。

中高齢者に見られる代表的な膝関節疾患

変形性膝関節症

長年の繰り返される負担や、怪我によって、膝関節の軟骨がすり減ったり、骨の変形が生じたりする病気です。
原因は、加齢に伴うものが多く、肥満や遺伝子も関与しています。また、骨折・脱臼・靭帯や半月板損傷などの外傷、痛風や化膿性関節炎などによって生じるものがあります。
女性や高齢者になるほどより多くみられます。初期では立ち上がりや、歩き始めなどの動作に痛みがみられます。
炎症が強い時期には関節に関節液と呼ばれる水が溜まり、関節が腫れて膝を曲げた時に強い痛みを伴うことがあります。
徐々に正座や階段昇降が困難となり、末期になると安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝が真っ直ぐに伸びず歩行が難しくなります。
まずは、痛みに対して安静、湿布、痛み止めの内服薬などを用いた保存的治療を行います。太ももの筋肉などの膝周囲の筋力強化は関節の安定性を改善し、有効です。
痛みがある場合は、ヒアルロン酸注射が有効な場合があります。日常生活に支障をきたすようになれば手術療法を行います。手術方法にはいくつかあり、比較的若く・活動性が高く、
膝の曲げ伸ばしの機能が保たれている方は脛の骨を切って脚を矯正する骨切り術が適応となります。
またご高齢の方で内側だけの変形で曲げ伸ばしの機能が保たれている方は部分的な人工膝関節置換術が適応となります。それ以外のかたでは膝関節全体を取り替える人工膝関節全置換術が適応となります。

2018年4月より膝関節疾患を専門とする 柳澤 克昭(やなぎさわ かつあき) 医師が着任しました。

スポーツ選手にみられる膝の損傷

膝前十字靭帯損傷

膝前十字靭帯は、膝関節の中にある靭帯で、膝を安定させる重要な靭帯です。
バスケット、サッカー、バレーボールなどの方向転換やジャンプの多いスポーツや、ラグビーなどのコンタクトスポーツで多く生じます。
受傷時の状況は相手との接触やジャンプ着地など様々ですが、大抵ガクッと“膝崩れ”という膝が外れた時に生じます。
受傷時は一時的に膝が腫れますが、2〜4週間ほどで改善し、日常生活は問題なく過ごせるようになります。しかし、スポーツ復帰すると、方向転換やジャンプなどで再び膝崩れを起こします。
前十字靭帯は素早い動作時の膝を安定させる靭帯で、筋肉などによる他の組織では代償がききません。膝崩れを繰り返すと半月板や膝の軟骨などのその他の組織への損傷が広がります。
そして最終的には日常生活でも痛みや不安定性を生じるようになります。膝崩れよって生じる合併損傷や将来的な関節の変形を防ぐ必要があると考えます。
スポーツ復帰を望まれる方、若い方には手術療法をお勧めしています。

2018年4月より膝関節疾患を専門とする 柳澤 克昭(やなぎさわ かつあき) 医師が着任しました。

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