2026年4月1日より透析センターの名称を「腎臓総合ケアセンター(腎ケアセンター)」に変更いたします。
玉川病院の透析室は1989年5月に東棟の竣工とともに開設され、2003年10月に透析センターと名称を変更し、現在まで地域の末期腎臓病患者の治療に貢献してきました。
開設当初は血液透析療法を主体に行ってきましたが、1998年から腹膜透析療法を本格的に導入し、2025年現在まで血液透析導入患者数 名、腹膜透析導入患者数 名で、その他β2ミクログロブリン吸着療法、白血球/顆粒球除去療法(L/GCAP療法)、エンドトキシン(ET)吸着、腹水(胸水)濾過濃縮再静注法(CART)など各種血液浄化法を行っています。2022年には透析患者のフレイル防止を目的に透析時の運動療法を取り入れ施行しております。
さらに2007年から保存期慢性腎臓病(CKD)患者を対象に年に一度腎臓病教室を開催し、現在まで継続しています。2010年からはCKD重症化予防を目的に、早期から看護師、薬剤師、管理栄養士とともに包括的指導(チーム医療)を継続して行っており、腎臓病進行抑制・透析導入遅延効果や、腹膜透析の選択率向上など、チーム医療の有効性を報告し「エビデンスに基づくCKDガイドライン2023」に引用されました。
これらの活動には医師、看護師、臨床工学技士、事務員、さらには薬剤師、管理栄養士、理学療法士など多くの職種が関わっており、透析患者のみならず保存期CKD患者の治療およびケアに関わっております。このような活動状況を鑑みて、このたび腎臓総合ケアセンター、略して腎ケアセンターと名称を変更いたします。
今後もスタッフとともに、保存期から透析期まで幅広いCKD患者の生活の質:Quality of life (QOL)や予後:outcomeの向上をめざして活動してまいりますので、何卒御指導御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
センター長 今村吉彦