放射線科当科について

放射線検査による被ばく

2020年4月の医療法改正により、放射線検査のモダリティー(CTなどの撮影装置)によっては、検査単位での線量管理が必要になりました。現在、当院ではCT検査、血管造影など被ばくが比較的多い検査のみ線量管理を行っていますが、今後は全ての検査においても線量管理を行う事を目標にしております。

下表に目安になりますが、当院でのおおよその被ばく線量と診断参考レベル(DRL)を比較しておりますので、当院で検査を行われる際には、是非参考にしてください。

診断参考レベル(DRL)は2015年に我が国で初の策定が行われ、2020年には改訂が行われました。
この診断参考レベル(DRL)を基準にして、検査の最適化を行っていくのが、我々診療放射線技師の責務となっております。

一般撮影(レントゲン撮影)入射表面線量(mGy)

標準体型

検査部位診断参考レベル当院線量検査部位診断参考レベル当院線量
頭部(正面)3.91.1股関節4.01.4
頸椎(正面)0.90.3大腿部2.01.4
胸椎(正面)3.00.8膝関節0.40.2
胸部(正面)0.30.08足関節0.20.1
腹部(正面)3.00.5前腕部0.20.08
腰椎(正面)4.01.5手指部0.10.05

※一般撮影は医療被ばくガイドラインとの比較になります(日本診療放射線技師会がDRLs2015を参考にして算出しております)

CT線量 CTDIvol(mGy)

標準体型50~70Kg

検査部位診断参考レベル当院線量
頭部単純ルーチン7745
胸部136
胸部~骨盤部1615
腹部~骨盤部1813
股関節18(骨盤部として比較)12.4

※CTはDRLs2020との比較になります

スタッフ紹介

診療放射線技師 15名
看護師(主に放射線業務)2名
事務員(受付業務)1名

専門領域の認定技師資格

  • 検診マンモグラフィー撮影認定放射線技師
  • 第一種放射線取扱主任者
  • X線CT認定技師
  • 放射線管理士

業務内容

一般撮影

  1. 単純X線撮影

    胸部や骨などのレントゲン撮影

  2. 造影X線撮影

    胃、小腸、大腸、関節腔、などの造影剤注入による検査

  3. 骨塩定量検査

    主に腰椎、股関節の骨密度測定

  4. 乳房撮影検査

    検診などのマンモグラフィー検査

一般撮影イメージ

CT検査

→頭部、胸部、体幹部や骨などの3D-CT及び心臓など、ほぼ全域の検査を行っております。
※造影剤の使用は、主治医の判断で行っております。

CT検査①

 

CT検査②

MRI検査

→放射線ではなく磁場と電波を使用して、頭部、脊椎領域、乳腺、産科領域などの検査を行っております。

MRI検査①

 

MRI検査②

血管造影

→専門医師による冠動脈などの血管治療及び血管止血術など様々な治療を行っております。

血管造影①

 

血管造影②

 

血管造影③

医療設備

1.X線撮影室 3室

FPD装置及びCR装置によるデジタル化を行っております。

2.X線透視装置 2室

胃、大腸など、様々な造影検査を行います。

3.ポータブル撮影装置(FPD) 2台

FPDプレートにより、撮影後、すぐの画像参照が可能です。

X線撮影室イメージ

X線撮影室

X線透視室イメージ

X線透視室

 

ポータブル装置イメージ

ポータブル装置

4.乳房X線撮影装置(FPD) 1台

FPDにより、低線量による検査が可能になっております。

5.骨塩定量測定装置 1台

再現性の高い検査が出来るため、前回検査との比較が容易になっております。

6.血管造影装置(FPD) 1台

乳房X線撮影装置イメージ

乳房X線撮影装置

 

血管造影撮影室イメージ

血管造影撮影室

7.CT装置(320列エリアディテクター) 1台

320列を使用する事で、心臓を最短0.35秒で撮影出来ます。

8.MRI(1.5T) 1台

最新のアプリケーションを導入した事で、従来より短時間での撮影が可能になりました。

CT装置イメージ

CT装置

 

MRI装置イメージ

MRI装置

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