たまがいどやっぱり看護が好き

やっぱり看護が好き

4階西病棟 青野理沙

この仕事を始めて7年目になる。今振り返ると、沢山のミスをしてお叱りを受け、本当に向いてないなと感じ、辞めたいと思った回数は数知れない。けれどここまで続ける事が出来たのは、一緒に働くスタッフ、プライベートで関わる人達・家族と、何より患者さんのお陰だと思っている。
「あなたにずっと看てもらいたい」「違う病院に行くの・・・。寂しくなります」「あなただったらやってくれると思ってお願いしたの」「次はいつ仕事に来るの?」等、こんな言葉を頂いた瞬間に、ありきたりだけれど、本当に疲れが吹っ飛んでしまう。私の看護が患者さんの心に届いたのかと思うと、なりたての頃に思い描いていた理想に近づけた気がして、とても嬉しくなる。他にも沢山思い出があるが、1つ1つが私の宝物で、この仕事を続けていく気力を与えてくれる。
責任の重い仕事なので、今でも向いていない・辞めたいと思うし、モチベーションが下がる事も多い。でもいくら病院に行きたくなくても、あの患者さんの顔が見たいな、この間の検査の結果がどうなったのだろうと考えると、職場に元気に向かう事が出来る。

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