気胸患者さんへ送る「気胸を語る」
気胸研究センターは、設立以来10,000例を超える気胸患者さんを治療してきました。
私の経験では、気胸患者さんは誰一人として同じ病態の人はいませんでした。それは、気胸のもとになる基礎疾患が違うこと、
その疾患の程度も気胸の部位も癒着の程度も異なるからです。
当研究センターは、恐らく世界で一番の治療例を持っていると言っていいでしょう。
あらゆる気胸疾患から得られた知識や経験を踏まえて、気胸にまつわる問題点や難しさや特徴をお話したいと思います。
他の医療機関とは違う話、医学書に載っていない「ちょっといい話」になるかもしれません。
気胸について自由に論じているため、「気胸を語る」というタイトルにしました。
気胸患者さんの疑問や悩みにお答えできていれば幸いです。 栗原 正利
「気胸を語る」気胸の治療とは何か。 栗原 正利
気胸研究センターで考えている気胸治療の概念をお話します。<視聴時間:約10分40秒>
「気胸を語る」原発性自然気胸 導入編 坪島 顕司
気胸治療の初期治療から手術までの序論をお話します。<視聴時間:約6分27秒>