お知らせ教えて!インフルエンザについて

教えて!インフルエンザについて

インフルエンザの症状は?

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。発熱(38℃以上)、頭痛や節々の痛み、全身のだるさ等の症状が比較的、急に現れます。予防接種をした人がインフルエンザを発症したときには高熱が出ないこともあります。普通の風邪と同じように、のどの痛みや鼻水、咳等の症状も見られます。

治療は?

通常は、特に治療をしなくても、発熱が2~3日持続した後、1週間程度で回復します。小さな子どもではまれに急性脳症を起こし、高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を合併して重症になることがあります。

インフルエンザはどうやってうつる?

インフルエンザの感染経路は飛沫感染と接触感染です。インフルエンザウイルスはインフルエンザに感染した人の咳やくしゃみのしぶきに含まれます。周りにいる人がしぶきを吸い込むことで感染するのが飛沫感染です。咳やくしゃみで飛び散ったしぶきがテーブルやドアノブ、電車のつり革や手すりなどに付着し、それらに触れた手で目や鼻、口などに触れて感染するのが接触感染です。




咳エチケット(咳、くしゃみをするときのマナー)

咳、くしゃみをするときのマナー



インフルエンザを防ぐには?

インフルエンザ流行前のワクチン接種

インフルエンザワクチンは、発症を100%は阻止することはできませんが発症した場合の重症化を防ぐことができます。
インフルエンザワクチンの効果が出るまでには接種後2週間ほどかかります。

外出後の手洗い

石鹸による手洗いは手指などについたインフルエンザウイルスを洗い流すことができます。アルコール製剤による手指消毒も効果があります。
手指衛生は感染症対策の基本です。

適度な湿度の保持

空気が乾燥すると、気道粘膜のバリア機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。乾燥しやすい室内では、適切な湿度(50~60%)を保つことやマスクの着用も効果的です。

十分な休養とバランスのとれた栄養

体の抵抗力を高めるために、十分な睡眠を取り、バランスのとれた栄養を摂りましょう。

人混みや繁華街への外出を控える

インフルエンザが流行してきたら、特に高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、飛沫感染等を防ぐためにマスクを着用しましょう。

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