腎臓内科2017年 業務実績

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2017年度  2016年度  2015年度 

スタッフ紹介(2018.3現在)

センター長(部長兼任):今村 吉彦
副部長:高橋 康訓
医 員:林 俊秀
透析センター常勤医師:今村吉彦、高橋康訓、林 俊秀
透析センター非常勤医師:常喜信彦(東邦大学医療センター大橋病院腎臓内科准教授)

活動状況

  • 透析センター〈血液浄化治療全般〉
    透析用ベッドは20床で月・水・金は2クール、火・木・土は1クールで施行し、血液透析患者の定員は60名である。総患者数は月平均63.1名で、血液透析患者は平均49.3名、腹膜透析患者は平均13.8名、PD+HD併用患者は平均5名であった。血液浄化数は月平均604.2件、年間総浄化数は7250件と前年より減少した。
    新規透析導入患者は血液透析26例、腹膜透析4例で血液透析導入患者数が増加し、腹膜透析の導入はインクリメンタルPDやPD+HD併用療法を選択する患者が増えている。透析患者の高齢化により各種合併症での入院透析患者が増加しており、虚血性心臓病、シャント狭窄、消化管出血、大腿骨頸部骨折や腰痛症、頭部外傷など多彩である。透析液の水質管理・清浄化を推進し、長期合併症予防のためオンラインHDFを積極的に行っている。またβ2ミクログロブリン吸着療法、白血球除去療法、エンドトキシン吸着、腹(胸)水濾過濃縮再静注法(CART)など各種血液浄化法を行っている。腹膜透析患者の診療は月・水・金曜日午後に完全予約制で行っている。
  • 外来診療〈腎臓内科・保存期慢性腎臓病(CKD)外来〉
    腎臓病初期から関わりをもち心血管合併症の予防や透析導入遅延を目標に、保存期CKD外来にて看護師を中心に薬剤師、管理栄養士とともにCKD患者に対して個別チーム指導を行い、年間85回(23名)施行した。さらに糖尿病合併CKD患者には専任の糖尿病療法指導看護師とともに糖尿病透析予防指導を行い年間23回(8名)実施した。また腎機能低下の進行症例では、療法選択指導により前尿毒症期の計画的な透析導入や外来導入が増加し緊急入院による透析導入が減少している。さらに玉川地域における腎臓病の啓発活動として、1月に腎臓病教室を開催し90名の参加が得られた。
  • 入院診療
    保存期CKDの病因究明のため確定診断につながる腎生検を1例に実施した。透析導入例に対して、当院外科の御協力のもとバスキュラーアクセス手術や、腹腔鏡下腹膜透析用カテーテル挿入術を施行し、透析治療についての教育を行っている。さらに種々合併症による入院透析患者が増加しており、他科との連携を密にして治療している。

今後の目標

  • 個々の病状、社会的環境に応じたテーラーメイド医療を提供する。
  • 保存期CKD外来で心血管合併症の予防と透析導入遅延をめざして、CKD包括的指導を充実させる。
  • 腹膜透析療法:PDファースト、インクリメンタルPD、PDラストを実践する。
  • 血液浄化療法:HD、HDF、LDL吸着、LCAP、CARTなど各種血液浄化法を積極的に行う。
  • 東京都区部災害時透析医療ネットワークに所属し、災害訓練を通して災害対策を充実させる。
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