消化器内科2017年 業務実績

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2017年度  2016年度  2015年度 

スタッフ紹介(2018.3現在)

部 長:三浦富宏
副部長:永嶋裕司
医 員:小野真史、福士剛蔵
非常勤:山本信彦、渕之上和弘
山本、渕之上医師は内視鏡検査を担当していただいている。

活動状況

消化器内科の診療領域は多岐にわたる。消化管疾患としては食道、胃、大腸疾患が大部分であるが、これらの多くは内視鏡を用いた診断、治療を行っている。
最新の電子内視鏡装置(オリンパス社EVIS LUCERA ELITE)を導入し、NBI、拡大内視鏡等を用いて検査の負担の軽減、診断の向上に役立てている。
胃癌については胃潰瘍の発症にも関連するヘリコバクターピロリ菌感染の治療の周知により今後は減少が予想されるが、除菌終了後も内視鏡による定期的な経過観察は必須であり、病変の早期の拾い上げを今後も心掛けていく。
大腸癌については食生活の変化、生活習慣病との関連、人口の高齢化によりますます増加傾向にあり、内視鏡スクリーニングを積極的に行っていく。
本年4月より内視鏡治療を専門にしている小野Drが着任し、胃、大腸早期癌の内視鏡治療件数は大幅に増加している。
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)については血球成分除去療法、生物学的免疫抑制剤等を用いた集学的治療も行っており、症例数は増加傾向である。
その他、緊急内視鏡検査に準じる潰瘍病変等に対する止血処置、食道静脈瘤に対する内視鏡的静脈瘤結索術、誤嚥に伴う異物除去、S状結腸軸捻転解除術等の内視鏡治療を適宜行っている。
また患者の基礎疾患、バックグラウンド等を考慮してPEG造設・交換を行っている。
肝疾患としては各種急性肝炎の治療、B,C型慢性肝炎については、IFN、核酸アナログ製剤を使用した治療を行っている。
また新薬の開発、治療ガイドラインの改訂によりC型慢性肝炎についてはIFNフリー療法が適応になり、主に合併症に多い高齢者に対する治療戦略として期待され、治療成績も良好である。
胆道・膵疾患の内視鏡治療については特に超高齢者の割合が増加しており、胆管結石の治療については可能な限り1回の治療で完遂させステント留置を避ける方針としている。
悪性胆管狭窄症例では、体外へのドレナージ留置を極力避けるため経十二指腸的にドレナージを挿入し減黄を図り、患者のQOLの維持に努めている。
また長期の外来での通院をめざし胆管メタリックステントの留置も行っている。

今後の目標

  • 世田谷区の胃・大腸癌検診における内視鏡検査の取り込み
  • 患者の高齢化・救急患者の増加に対する検査、治療環境の整備
  • 安全で合併症のない内視鏡検査・治療
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