皮膚科2016年 業務実績

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2016年度  2015年度 

スタッフ紹介(2017.3現在)

常勤医師: 岩渕千雅子(皮膚科部長)、赤芝知己(2016.4月〜2017.3月)
非常勤医師: 関東裕美(東邦大学臨床教授、火金の午前)、大学派遣医師(火曜の午後)
看護師:千葉美晴、岡部千秋(2016,12月迄)
クラーク:牧野妙果

活動状況

  1. 外来および入院診療

    外来患者総数は、18,559人で初診は2,018人、再診は16,541人であった。昨年に比較し総数で391人の増加で、初診は2,000人台を維持し、再診は452人の増加となった。今年度は常勤医師の交代、大学派遣医師の交代があったが、外来診療での患者数は増加している。入院患者数は医師の交代はあったものの新入院数123人で昨年とほぼ同数であるが、在院日数が7.6日に短縮され、在院述べ患者数としては921人となり78人の減少となっている。疾患としては昨年度と同様に帯状疱疹と蜂窩織炎が半数以上、次いで薬疹、手術入院となっているが、今年度も薬疹(多形紅斑)、アナフィラキシーおよびアレルギー検査入院が10人と多く、当科ではアレルギー検査が可能である事が背景にあると考える。詳細はリニカルインディケーターに示した。他疾患の合併がある場合や乾癬の生物学的製剤使用時には他科との綿密な連携をとるようにしている。気胸研究センターからはBHD症候群の皮膚病変、整形外科からは術前の金属アレルギー検査,癌治療の分子標的治療薬による皮膚障害の対策など各担当科とのチーム医療を行っている。他科入院中の皮膚科受診患者は1日5〜8人前後と増加している。入院中の褥瘡患者に関しては通常の往診の他に月2回褥瘡委員会のチームで全病棟の回診を行っている。

  2. 手術

    木曜午後に行っているが、件数の増加に伴い、月曜あるいは水曜,金曜の午後外来も小手術を施行している。件数は160件で、今年度からは皮膚切開術も含んでいるので昨年度より46件の増加となっている。詳細はクリニカルインディケーターに示した。

  3. 検査

    皮膚生検、皮膚アレルギー検査(パッチテスト、プリックテスト、内服テストなど)を行っている。生検の件数は83件で昨年度より12件増加し、アレルギー検査は38件(パッチテスト,プリックテスト:37件,薬剤内服テスト:1件)と11件増えている。外来手術とともに近隣からのアナフィラキシー、接触皮膚炎、薬疹の原因同定の依頼が増えている。

  4. 光線治療

    すでに導入されたナローバンドUVBに加え、12月には限局型の光線治療器であるエキシマライトが導入され、乾癬を始め多くの疾患に施行し、施行数が毎年増加し、今年度は288回施行している。

今後の目標

  1. 半身型光線治療機(ナローバンドUVB)に加え、限局型の光線治療器(エキシマライト)を12月から導入し尋常性乾癬,掌蹠膿疱症、白斑への光線療法が充実し、今後は幅広く適応疾患に使用したいと思う。
  2. 難治性の尋常性乾癬に関しては生物製剤の導入を行い、長期間にわたって効果の継続を認めている。今後は症例数を増やし、光線療法、免疫抑制剤、生物製剤を使用することにより、乾癬患者の満足できる加療を目指したいと考えている。
  3. 近隣からの紹介患者さんの確保や地域医療に貢献するために最新の診断、治療の充実を図るとともに、地域の勉強会への参加、東邦大学(大橋、大森病院)皮膚科との連携をさらに推進したいと思う。
  4. 看護師の知識、技術の向上、事務の協力で信頼される診療チームの構築を目指したいと思う。
  5. 学会活動への参加、論文発表を継続的に行い医療の向上につなげたいと思う。
  6. 気胸研究センターとの共同研究の成果が蓄積されつつあり、他科との共同研究も進めていきたいと思う。
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