循環器内科業務実績・研究業績

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2016年度  2015年度 

スタッフ紹介(2016.3現在)

部 長:相川 丞
副部長:坂田 隆夫、板谷 英毅
医 員:荒木 正、牧野 健治
非常勤:西澤 茂樹(火曜日午後外来)

活動状況

外来診療

外来患者数:月平均 1,558人
 高血圧、虚血性心疾患、慢性心不全、不整脈、末梢動脈疾患の循環器疾患患者の他に高脂血症、糖尿病、高尿酸血症、メタボリック症候群、睡眠時無呼吸症候群等の心血管系疾患のリスクファクターをもつ患者の診療をしている。地域の診療所からの紹介患者も多く、速やかに検査を行い、治療方針を決定し、紹介元へ戻せるように心がけている。循環器疾患の診断に欠かせない負荷心電図、心エコー、血管エコー、ABIなどは生理機能検査室の協力のもと迅速に検査を行っており、すべての循環器疾患に対応することができる。「いびき・睡眠呼吸障害センター」を昨年度開設し、板谷が中心となり診療している。ほぼ毎日外来診療が可能であるが、仕事をしている世代に考慮して土曜日には専門外来を設けている。PSG検査のための入院、CPAP導入患者が増加している。
今年度は坂田が常勤となったため不整脈外来を行っている。今後患者数の増加が期待される。

入院診療

入院患者数: 年間563人 内循環器疾患患者数: 346人(61.5%)
虚血性心疾患、心臓弁膜症、不整脈疾患、高血圧性心疾患、心筋疾患、動静脈疾患、心膜疾患、肺梗塞などあらゆる循環器疾患の入院治療を行っている。代表的な疾患の年間入院数(循環器疾患患者に対する比率)は、急性心筋梗塞11人(3.2%)、狭心症71人(20.5%)、急性心不全112人(32.4%)、不整脈疾患36人(10.4%)であった。入院患者数は昨年度とほぼ同じであった。循環器疾患の平均年齢は78.5歳で高齢者の入院が多くなっているが、年齢のみにとらわれず、患者の活動性や社会的背景も考慮した対応をしている。火曜、金曜の午後に予定の心臓カテーテル検査および末梢血管造影検査を行い、カテーテルを使用した冠動脈の治療(PCI)、末梢血管の治療(PTA)を行っている。急性冠症候群に対する緊急PCIもスタッフがそろえば可能で年間5件行った。昨年度に比べてカテーテル件数は減少したが、施行施設が増えていること、治療後の再狭窄がほとんど見られなくなったことが原因である。64列のMDCTによって検査可能となった冠動脈CTは外来で行える虚血性心疾患診断の重要な検査であり、胸痛患者の狭心症除外診断に有効である。ペースメーカー植え込み術、電池交換術は局所麻酔下に血管造影室で行っており、患者の高齢化に加え不整脈専門医の坂田が常勤となったため今後増加することが期待される。

今後の目標

循環器疾患は、迅速な診断と治療が重要である。紹介患者、救急患者に対して迅速な対応をしていく。新年度は不整脈外来を充実させ、緊急を要する不整脈疾患から不定愁訴としての動悸まで、患者ならびに地域の診療所のニーズに対応するためにアピールしていきたい。また予防医学という観点から、動脈硬化のリスクファクターを持つ患者に対しては積極的検査を行い、地域住民の健康維持のために啓蒙活動を行っていきたい。今年度は虚血性心疾患と血管年齢に関する地域住民対象の講演会を行った。血管年齢ドック、自律神経ドック、メタボドックを開設予定である。

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