循環器内科2017年度 業務実績

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2017年度  2016年度  2015年度 

スタッフ紹介(2018.3現在)

部 長:相川 丞
副部長:坂田 隆夫
医 員:浅見 雅子、伊藤 雄太
非常勤:西澤 茂樹(火曜日午後外来)、小野 剛(火曜日午後心臓カテーテル)

活動状況

外来診療

外来患者数:月平均 1,405人
高血圧、虚血性心疾患、慢性心不全、不整脈、末梢動脈疾患の循環器疾患患者の他に高脂血症、糖尿病、高尿酸血症、メタボリック症候群、睡眠時無呼吸症候群等の心血管系疾患のリスクファクターをもつ患者の診療をしている。地域の診療所からの紹介患者も多く、速やかに検査を行い、治療方針を決定し、紹介元へ戻せるように心がけている。循環器疾患の診断に欠かせない負荷心電図、心エコー、血管エコー、ABIなどは生理機能検査室の協力のもと当日に迅速検査が可能で、すべての循環器疾患に対応することができる。
「いびき・睡眠呼吸障害センター」は、板谷から坂田が引き継ぎ診療しており、仕事をしている世代に考慮して土曜日に専門外来を設けている。SASの認知度は上昇しており、CPAP使用患者は増加している。2016年4月より健診センターにおいて血管年齢ドックを開設し、年間48件施行し増加している。FMD、ABI、頚動脈エコーの検査を行い、動脈硬化の進行程度から血管年齢を評価し、管理栄養士とともに動脈硬化の進行予防の指導を行っている。

入院診療

入院患者数: 年間477人 内循環器疾患患者数: 298人(62.5%)
虚血性心疾患、心臓弁膜症、不整脈疾患、高血圧性心疾患、心筋疾患、動静脈疾患、心膜疾患、肺梗塞などあらゆる循環器疾患の入院治療を行っている。代表的な疾患の年間入院数(循環器疾患患者に対する比率)は、急性心筋梗塞11人(3.7%)、狭心症86人(28.9%)、急性心不全111人(37.2%)、不整脈疾患40人(13.4%)であった。循環器疾患の中で最も多い心不全患者は平均年齢が上昇しているが、年齢のみにとらわれず、患者の活動性や社会的背景も考慮した対応をしている。常勤医が減少したため現在火曜日の午後に東邦大学医療センター大橋病院のバックアップを受けて、心臓カテーテル検査および末梢血管造影検査を行い、カテーテルを使用した冠動脈の治療(PCI)、末梢血管の治療(PTA)を行っている。
昨年度に比べてカテーテル総件数、PCI数はともに増加した。64列のMDCTによって検査可能となった冠動脈CTは外来で行える虚血性心疾患診断の重要な検査であり、胸痛患者の狭心症除外診断に有効である。ペースメーカー植え込み術、電池交換術は局所麻酔下に血管造影室で行っており、患者は高齢化しているが、適応は年齢ではなくADLで判断している。

今後の目標

循環器疾患は、迅速な診断と治療が重要である。紹介患者、救急患者に対して迅速な対応をしていく。
次年度は心臓カテーテル治療専門医を常勤医として招聘し、インターベンション治療件数の増加が見込まれる。
地域住民対象の講演会として今年度も「動脈硬化と血管年齢」について講演した。今後も地域のニーズに応えながら健康増進活動を行う。

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