外科乳腺外科(予約制)

玉川病院

乳腺外科について

乳がんについて

近年乳がん患者さんは年々増加傾向にあり、現在では14人に1人が乳がんに罹患するといわれています。その原因として①食生活習慣における欧米化による肥満の増加、②未婚・高齢出産の増加などがあげられますが、近年その他の原因として『遺伝』が関係することがわかってきました。遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC; Hereditary Breast cancer and Ovarian Cancer syndrome)といわれており、その多くはBRCA1遺伝子、BRCA2遺伝子などが原因遺伝子であるといわれています。
乳がんは早期発見・早期治療をすることで生命予後はかなり改善します。したがって『乳がん検診』が大変重要となってきます。当科では検診、診断、手術、転移再発治療、緩和ケアまで医師、検査技師、専任看護師、薬剤師が一体となってチーム医療を行っております。
また、乳がんの第三の原因である『遺伝性乳がん』についてのご相談、遺伝子診断を遺伝カウンセラーとともに対応させていただいております。

授乳期乳房トラブルについて(乳汁うっ滞、乳腺炎、乳腺膿瘍)

授乳中に発熱があったり、乳房に熱感があったりした場合は乳汁うっ滞や乳腺炎の可能性があります。これを放置すると乳腺膿瘍に発展し、切開・排膿という処置を行わなければならなくなります。当科では乳腺炎・乳腺膿瘍に対する治療のみならず、乳汁うっ滞の方には授乳期乳房マッサージ指導や日常生活指導をさせていただいております。

乳房痛

閉経前・閉経後を問わず、女性特有の悩みである乳房痛についてのご相談も承ります。

外来日(要予約)

毎週火曜日午後・金曜日午前・午後

検査

マンモグラフィ、乳腺超音波検査、MRI、組織検査(細胞診・組織診)、乳管造影など。
*乳腺超音波検査は女性技師が行います。

診療内容

  • 乳がん検診(世田谷区乳がん検診、人間ドック)

※診は健診科にて予約受付しております。

  • 診断
  • 手術

※形成外科医と連携し、人工乳房による乳房再建を行っております。

  • 乳がんにおける部分切除後の放射線治療は近隣の施設と連携しております。
  • 化学療法・内分泌療法・分子標的薬治療

※化学療法専任看護師とがん薬物療法認定薬剤師によるきめ細かなケアを行っております。

  • 緩和ケア

※医師、看護師、緩和ケア専任薬剤師による疼痛評価を行い、治療計画を決定しております。

  • 乳がん遺伝子診断外来(保険適応外)

※遺伝性乳がんの一般的なお話、実際にご相談に来てくださったご家系の遺伝性乳がん家系の可能性の評価(リスク評価)、遺伝子検査を行っております。

当院で診察する主な疾患について

  • 乳がん
  • そのほかの腫瘍(線維腺腫、葉状腫瘍など)
  • 授乳期乳房トラブル(乳汁うっ滞、乳腺炎、乳腺膿瘍)
  • 乳房痛
  • 乳汁分泌
  • 腋窩リンパ節腫大

施設認定

  • 日本乳癌学会認定施設
  • 日本乳房オンコプラスティックサージャリ―学会認定インプラント実施施設